猫とカラス

8時起床。民法はいつものように退屈だった。講堂の前方遥か遠くにいる教授が何やらマイクを持ってひどく喚いていた。声のトーンは財部誠一を彷彿とさせる。高校の頃の全校集会とダブって見えて何か可笑しかった。
語学は真剣に受ける。その後、猫に餌をやりに行くという男について行く。鮭の缶詰を一口ずつ吟味している猫の上で、一羽の烏が所在無げにぐるぐる旋回していたのが印象的だった。渋谷で買い物してネギトロ丼を食って寝る。