企画会議3

10時30分起床。時間割で決まっているとはいえ、3限登校の後ろめたさは隠しようがない。4限後大急ぎで会議の資料を作成する。2週間ぶりのイベントに気分が高揚してきた。
しかしその高揚感も急速にしぼむ。サークルが内に抱える軋み、みたいなものが図らずも浮き彫りになった様な気がする。初めは傍観者気分で議事を進めていたものの、次第に自分の顔が引きつって来るのが分かる。企責のやや充血した目を見た時、自分たちが酷い事を仕出かした事にようやく気づいた。
寮に帰って一人で酒を飲んで寝る。ワインが胃に沁みる一日だった。