魔法のiランド

最近「ケータイ小説」というのも結構面白いんじゃないか、という気がしてきた。語彙や表現にやや不満はあるけれど、単なる茶番劇として黙殺するのははもったいない。ありていに言えば、「書き手」を見てみたいと思わせる。


…、以前より外に良く出るようになったせいか、用事が増えてやけに忙しくなった。充実している訳では決してなく、…それは思うように行かないことが余りにも多いせいだろうが、同学年で就活している人と情報交換したりするだけでなく、社会人の話を直に聞いたり、ゼミのOB会の段取りを組んだりする過程で卒業間近の4年生5年生と会話する事は、少なくともこれから生きていく上でプラスにはなっているような気がしている。先を見通していて、ある意味醒めている感覚が伝わる。何よりみな大人である。彼らの規則正しい暮らし、働いて飯を食う生活に憧れる。そして漠然と、海外と関わりのある仕事をしたいと思うようになった。英語が出来ないとか、引っ込み思案とか、そういうハンディキャップは気にしても無意味である。とにかく応募することに意味があるのだ、と思い込んで。


結局1年経っても、テスト終了後の25番教室の、今しがた書き終えた答案内容について盛り上がっている一部の熱い(文字通り熱い)雰囲気に溶け込むことは出来なかった。溶け込みたかったけど阻まれたのか、それとも壁を作って超然とした態度を貫きたかったのか、ほんとのところは分からない。生来の反抗心が変な方向に作用しているのかもしれなかった。一部の呑気な法科大学院志望者には負けたくない、というか。無益な意地。噴飯物。単なるルサンチマン


奨学金継続願」の締め切りが迫っているらしかった。全く気付かずにいた自分がまず唾棄されてしかるべきだったが、何にもまして教務課は相変わらず冷ややかだった。出来の悪い中学2年生を相手にするがごとく、ほとんど怒られているに等しかった。それはほとんど爽快ですらあった。ただ、一つやめて欲しいのは「経済状況の設問」これである。
カネがどうしたと言うのだろうか。そして金が絡むとなぜ文章がこうも「やらしく」なってしまうのだろうか。しかし逃げたら負ける。金が好きと言う人がいたらその理由を聞いてみたい。誰でも良いから。

We Are the Night

We Are the Night

M4が最高に良い。