駒場、多分終了

語学のテストが終わり、おそらく駒場で授業やテストを受けることは、ほとんどなくなる…はず。教養後期の授業も割と興味があるので暇があれば取りたいところだが、そんな精神の余裕があるかどうか、と言ったところか。ちなみにテストの方は、舐めてかかっていたせいか(時々出る悪い癖)、開始わずか3秒でパニックに陥った。


「あーーーーーーーまじファック」


ほんとに全く出来なかったのでテスト終了後教師に相談したところ「大丈夫じゃなさそうだったら連絡してやる」という良く分からない返事をもらった。「3学期、77点」「4学期、まさかの全出席」というアドバンテージがあるので上に進めないと言うことはまずないだろうが、それにしても後味の悪さは否めなかった。というか悔しかった。


それはそうと、諸事情により生活のリズムが狂うと、妙に感情が昂ってきて、いきなり楽しくなったり泣きたくなったり衝動買いしたりしてしまう。今日もGraniphでTシャツを買い、昨日も朝の4時までBUMP OF CHICKENをぼけーっと聴きながら語学や国際法の勉強などをしていたところ、ふと耳に飛び込んできた歌詞に感傷的になったりして自分でも不思議だった。というか、自分にもそういう喜怒哀楽の要素がまだ残っている事が分かって少し嬉しかった。(おそらく「猟奇的な彼女」を見て以来の感覚だろうか)

ただそれは、今や法学部の専門科目という、関係しない人にとってはものすごくどうでも良いことに追い詰められて初めて出現する類のものらしかった。

私は自分が涙を流しうる人間であることを知って軽薄な安心を得た。(中略)宿命が私に強いるところを、私自身の意思の、また理性の勝利だと附会する永年の悪癖が一種きちがいじみた尊大さに達していた。私が理性と名付けているものの特質は、どこか道ならぬ感じ、気まぐれな偶然が彼を王位に据えたまやかしものの僭主の感じがあった。 三島由紀夫仮面の告白

脆くて青臭く、頭でっかちな人間を描く事は、三島にとっては赤子の手を捻るよりも易しいものだったであろう事は容易に推し量られる。とか何とか言ってもしょうがないのでそろそろ終わる。明日もテスト。