あゆの塩焼き

まだしぶとく魚を食い続けている。今日の朝飯はアジの開き、晩飯はアユの塩焼きを食ってしまった。寮生活のくせに、中途半端にリッチな食生活。僕の場合試験期間中が妙に暇なので、こうやって何か「一手間かける事」でもして手持ち無沙汰を慰めてないとどうしようもない、ていうのもある。
ちなみにアユはとても美味しかった。さすが旬の魚だけあって脂が乗っていて、上からかかってるたで酢のほろ苦味と危うい均衡を保っているのはさすが、て感じだ。あと頭のちょっと後ろ辺りの身が一番コクがあって好き。
…そういえばハモを忘れていた。京都にいた頃は7月に入ると何かにつけてハモを食っていたような気がするが、関東で店先に並んでいるのをほとんど見ない。あの、骨切りしてバラバラになった小骨を噛み砕くときの少しやるせない感覚と、アナゴやウナギより150倍は上品で濃厚な味わい。湯引きにしておいしい魚はハモくらいだろう。何で食わないのかマジで不思議で仕方が無い。まぁ文句を言っても仕方が無いので寝る。