二日目

ピロシキを追加で購入し、万全の体制で臨んだ二日目。予想通り、9時30分を過ぎたあたりから人が増え始める。いつのまにか行列までできあがっていたのには驚いた。増え続ける客をさばききれず、初めはおろおろしていたものの、ピロシキを効率よく揚げる方法が見つかってからは、作業が逆に楽しくなった。前日に引き続き、用意した430個のピロシキは2時過ぎにすべて売り尽くした。何者にも代え難い達成感を味わうことのできた二日間だった。